気候変動イニシアティブ主催ウェビナー「日本のエネルギー政策はどうあるべきか:1.5度目標を実現するエネルギーシナリオとは」参加受付開始

グリーンビルディングジャパンも参加団体(NPO/NGO等)として名前を連ねている気候変動イニシアティブ主催のウェビナーの参加登録受付が開始されました。

ご興味ご関心がある方はぜひ参加お申し込みください。

(気候変動イニシアティブ様からのお知らせより転載)

 

気候変動イニシアティブ(JCI)ウェビナー

「日本のエネルギー政策はどうあるべきか:1.5度目標を実現するエネルギーシナリオとは」

日時:2024年6月5日(水)15:00-17:00

主催:気候変動イニシアティブ(JCI)

開催方法:オンライン(Zoom ウェビナー)

参加費無料・要事前登録

 

詳細・参加登録はこちら

 

今年は、日本の中長期的なエネルギー政策の指針であるエネルギー基本計画の見直しや2035年温室効果ガス削減目標(NDC)の策定が予定され、これからの日本の気候変動対策の方向性を左右する極めて重要な一年です。

 

昨年のCOP28では、化石燃料からの脱却が合意文書に明記され、今年4月のG7気候・エネルギー・環境大臣会合では、石炭火力発電の廃止年限について2030年代前半と合意されました。国際社会が脱炭素化への動きを加速させる中、これから決まる第7次エネルギー基本計画や次期NDCは、人々の健康や安全はもちろん、日本の国際競争力にも大きな影響を与えます。

 

こうした重要な機をとらえ、気候変動イニシアティブ(JCI)では、第7次エネルギー基本計画や次期NDCが、1.5度目標と整合する野心的なレベルになることを日本政府に求めるメッセージを、賛同するJCIメンバー名とともに公開する予定です。

 

今回のウェビナーでは、1.5度目標を実現するエネルギーシナリオを複数の研究機関から紹介いただき、COP28で合意した再生可能エネルギー設備容量3倍化、化石燃料からの脱却を日本でどのように実現できるのかを議論します。また、日本と海外のエネルギー政策アドボカシーの比較と声を高めることの重要性について解説いただき、企業や自治体、大学、NGOなど日本の非政府アクターが、共に声を上げることの意義を考えます。

 

プログラム

(敬称略、5月16日現在。プログラムは変更の可能性があります)

1. 開会あいさつ、JCIメッセージ賛同の呼びかけ

気候変動イニシアティブ 共同代表 末吉竹二郎 加藤 茂夫

 

2. 解説

1.) 1.5度目標を実現するエネルギーシナリオとは
「IGES 1.5度ロードマップ」
田村 堅太郎 IGES気候変動とエネルギー領域 プログラムディレクター 

 

「自然エネルギー財団 2035シナリオ」
高瀬 香絵 自然エネルギー財団 シニアコーディネーター

 

「WWFジャパン 脱炭素社会に向けた2050年ゼロシナリオ 2024年版(仮)」

小西 雅子 WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)

 

2.) 「日本と海外のエネルギー政策アドボカシーのギャップ、声を高める事の重要性」
長嶋 モニカ InfluenceMap 東アジア・ディレクター

 

3.  議論・質疑応答
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