グリーン・ビルディング・チームはプロジェクトが設計・建設される際、多くのことを検討します。これらの検討事項の中には、使用される材料や製品、そしてそれらがどのように地球環境の保全に貢献するかも含まれています。
LEED v5は、2023年のグリーンビルド国際会議・エキスポで初めて紹介され、今春の開始に向けて準備が進められています。チームが選択する製品を含む様々な側面を通して、グリーンビルディングを推進しています。現在のLEED v5評価システムのドラフトでは、材料・資源(MR)カテゴリーに、建築製品の情報開示と最適化(BPDO)クレジットやエンボディド・カーボン削減クレジットなど、使用された製品に基づいてポイントを与えるクレジットが含まれています。
中でも、LEED v5 では、エンボディド・カーボン削減クレジットの中で、低エンボディド・カーボン構造、エンクロージャー材、ハードスケープ材を評価しており、BPDO クレジットの中で、多種の環境に良い属性(「マルチアトリビュート」)を有する製品を評価しています。また、製品選定の際に使用される専門用語は、より速やかに環境に配慮した材料を選択・採用し、行動するための業界の動きに沿ったものです。製品選定のガイドラインとしてこれら3つのテーマを使用することは、プロジェクトのLEED認証取得に役立ちます。
USGBC articles 原文(2025.1.15)
https://www.usgbc.org/articles/7-products-2025-align-leed-v5-themes