GBJ設立5周年記念シンポジウム 開催のお知らせ
グリーンビルディングの展望 〜世界水準の都市、建築、ウェルネス、そしてESG投資〜
21世紀の都市における最も重要な課題は、地球環境および人間社会のサスティナビリティです。エネルギー消費の削減や環境負荷低減などビルディングやインフラに関する課題、および働き方改革で問題視される労働生産性や働く人の健康などは、サスティナビリティという観点でつながっています。
世界の最先端の都市では、誰もが豊かに暮らし、働ける環境づくりを行うと同時に、環境負荷をかけない持続可能な21世紀の都市モデルが実現されつつあります。また、企業経営者にとっては、働く人の生産性とウェルビーイングへの関心も高まっており、「ワークプレイス」に対して投資する動きもあります。これらの動きを加速支援しているのが、都市や建築の次世代スタンダードとしてのLEEDやWELLなどの認証システムです。昨今、ESG投資が注目されていますが、地球環境にやさしく、人間にとっても快適な環境水準の指標化は、今後の都市デザインやビジネスにおいて重要です。
一般社団法人グリーンビルディングジャパン(GBJ)は、2013年から、個人会員の活動を中心にしながら、LEEDをはじめとするグリーンビルディング(環境配慮建築)の普及において草の根的な活動をしてきた非営利団体です。2018年現在では、法人会員の数が50を超え、建設・製造・不動産・コンサルティング・建築設計・ビル経営・試験評価と、多様な業種、専門家が参画しています。GBJは日本におけるグリーンビルディングを推進、共創する最大のフォーラムです。
また、日本国内のグリーンビルディング市場は成長を続けており、直近1年間でのLEED認証件数は国内だけで20件となりました。これは前年度の1.5倍以上の伸び率です。さらに、昨今の健康経営などのトレンドにより「働く人の健康」からビルディングを評価するWELL認証への注目も高まっています。2017年には日本企業として国内初のWELL認証を取得しました。
GBJは地球環境と人間社会のサスティナビリティの実現を目指し、業種を越えたオープンな交流の場を提供しています。今年は設立5周年を記念して、国内外のトップクラスの専門家をお招きし、「グリーンビルディング」の議論をより広げていくためにシンポジウムを開催します。
基調講演ではWELLの運営母体IWBI*のCEOであるRick Fedrizzi氏、Arc*(不動産・都市のサステイナビリティ・データベースの可視化プラットフォーム)のCEOのScot Horst氏、国連環境計画 金融イニシアチブ特別顧問の末吉 竹二郎氏を招いて様々な角度から「グローバル視点のサスティナビリティ」を考えます。また最新動向を共有する機会としてのセミナー、有識者によるパネルディスカッションといった企画により、日本国内の建築・都市・生活がより多角的に議論され、発展を促す機会となれば幸いです。
問い合わせ先:一般社団法人 グリーンビルディングジャパン(GBJ)
担当:棚田
メールアドレス gbj-adminioffice@gbj.or.jp
シンポジウム詳細はこちらをご参照ください https://www.gbj.or.jp/symposium2018info/
プレスご参加希望される方は、6月12日(火)17時までに、お申込ください。
下記の申込書に必要事項を記入の上、下記のお申込フォームにご記入の上、送信してください。
メールまたはFAXの方は下部のフォームをご利用ください。
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