シンポジウム2020「新時代のQuality of Lifeを支える街と建築」
第二弾 連動セミナー
この夏の猛暑や、豪雨による土砂災害は過去の記録を次々に塗り替えています。パンデミックによってもたらされた新しい日常は、すべての人々、殊に社会的弱者に大きな負担を強いています。こうした状況は、地球上に暮らす全ての人にとって、もはや逃れられない日常となり、私たち一人一人に行動の変化を迫っています。
我々GBJは、LEEDやWELLをはじめとした建物や都市のサステイナビリティに関わる認証制度の日本における認知を高めることで、持続可能な未来を取り戻すことを目的に活動しています。認証制度の利点の一つは、世界中の人々と同じゴールを共有できるところにあります。また、認証制度について、知識が無い方にも建築分野に関わった経験の無い方にも、それらの認証制度はわかりやすい共通の物差しを提供し、行動の指針と目指すべき方向を示唆します。
この機会に是非、シンポジウム連動セミナーにもご参加頂き、具体的な行動を起こすための考え方のヒントを持ち帰って頂き、共に行動を起こす仲間に加わって頂ければ幸いです。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
2020年10月19日(月)13:00-16:00(12:30入室開始)
オンライン開催
13:05-14:00
LEED v4.1 Update – LEED認証のこれまでと最新情報のアップデート
グリーンビルディングの認証プログラムであるLEEDは、1993年のローンチ以降、市場の変革を促すため改訂を重ねて来ました。パイロット版として施行中の最新版であるLEED v4.1の概要と事例の紹介を通して、LEEDの最新事情をご紹介します。
講師:永積 紀子 GBJ理事, (株)ヴォンエルフ
14:05-15:00
今だから知っておきたいWELLの最新情報
人の健康やウェルネスに注目したビルの認証プログラムであるWELLは、2020年8月末にそれまでのパイロット版から正式版に改訂されました。新型コロナの影響により、健康への関心が集まっている今だからこそ知っておきたいWELL認証の現状、認証案件の動向、さらに、6月末に発表になったWELL Health-Safety Ratingの概要もご紹介します。
講師:川島 実 (株)ヴォンエルフ
15:05-16:00
ライフサイクルの視点でみたLEEDが推奨する建材
ライフサイクルの視点は以前から提言され、ISOで規格化されています。また最近では大量生産・大量廃棄型の「リニア・エコノミー」からの脱却を目指してサーキュラーエコノミーが提言され、ISOの規格化も検討されています。 LEEDではこれらの視点を持って、クレジットの加点として、対応する建材を推奨しており、その関係性をお伝えできればと思います。
講師:林 昌明 前田建設工業(株)
16:10-16:30
オンライン質問コーナー
*LEED AP, WELL AP 保有者の方は CE Hourとして申請可能です。
参加費: 無料
お申込:シンポジウム連動セミナーの為、シンポジウムへのご参加申込をもって、セミナーの参加登録になります。
【GBJシンポジウム2020開催概要】
2020年10月12日(月)14時30分~17時(14時入室開始)
第一弾「GBJシンポジウム2020」
各方面の専門家の方々をお招きし分野を超えたディスカッションから課題の方向性を探っていきます。
シンポジウム特設サイト https://symposium2020.gbj.or.jp/
■お問合せメールアドレス:symposium2020@gbj.or.jp
■オンライン開催について
・Zoomによるオンライン開催となります。
・ご自身のPCやモバイル端末にて、インターネット環境をご用意ください。
・ツールとして、ZOOMを利用しますので、必要に応じてアプリをダウンロードしてください。
・重要: ZOOM V5.0以降に更新されているか確認ください。(2020/6/1以降,セキュリティ機能の強化版、ZOOM V5.0以降でないと接続できなくなりました。
・当日までに、ZOOMの接続方法とアドレスをご連絡いたします。
・ネットワーク環境やPC性能によっては、声が聞き取りづらい可能性があります。