コロラド州の低価格帯の高齢者向け住宅開発会社は、健康、エネルギー効率、気候変動への回復力における先駆的なリーダーシップを示す全国モデルとなる
この夏、コロラド州の低価格帯の高齢者向け住宅開発会社であるCadenceは、高齢者向けアパートメントの建築により、国内初のGreen Communities Plusおよび WELL認証を取得しました。 また、二つの認証に加え、Cadenceは米国エネルギー省が提供するプログラムを通じてZero Energy Readyプロジェクトにも指名されました。
スマートで統合的なデザインを通じて健康と持続可能性を推進
Cadenceは、健康とウェルビーイングを最優先事項としています。 当該建物は、必要に応じて山火事の煙などの有害な屋外汚染物質から保護するのに役立つ気密かつ断熱された建物外皮と組み合わせた高性能 HVACシステムを設置することで、屋内の空気質に焦点を当てました。 また、湿気管理、受動的ラドン換気、開閉可能な窓などの他の健康戦略も導入されました。
このプロジェクトは持続可能性を追求し、エネルギーを節約し、光熱費を削減するための重要な施策を採用しました。外皮断熱を含めあらゆるエネルギー効率対策が講じられているため、この建物はENERGY STAR およびエネルギー省のZero Energy Ready Homeプログラムに基づいて認定されています。Cadenceはまた、業界基準と比較して水の消費量を42.6%と大幅に削減することができました。
IWBIとEnterpriseの提携の背景
2019年、IWBIとEnterpriseは、居住者の健康と福祉を向上させる手頃な価格の住宅に関する共通のビジョンを作成および実行するために戦略的パートナーシップを締結しました。 WELL項目を 2020 年グリーン コミュニティ基準に統合するために協力することで、EnterpriseとIWBIは、低価格帯の住宅開発者に、環境に根ざしたより高いレベルの健康とウェルビーイングのメリットを達成するための柔軟なロードマップを提供するクラス最高の認証経路を作成しました。現在、このパートナーシップを通じて、Enterprise 2020 Green Communities Criteriaに認定されたプロジェクトは同時に WELLにも認定され、手頃な価格の住宅開発業者が環境の持続可能性を促進しながら、手頃な価格の住宅で健康上の成果を向上させることに注力できるようになりました。
2020年のグリーン コミュニティの立ち上げ以来、Enterpriseは、12の州とコロンビア特別区にまたがる 500戸以上の新築住宅および改修済み住宅で構成される 20の手頃な価格の住宅開発と協力して、新しい共同認証プログラムの早期導入者をサポートしてきました
IWBI記事原文(2023年8月16日):