21世紀金融行動原則(環境不動産WG)オンラインセミナー
「サーキュラーエコノミー /金融・不動産が果たすべき役割」
2022年3月10日(木)13:30~15:30
滅多に視聴できない中石和良氏((一社)サーキュラーエコノミー・ジャパン 代表理事)による講演です。
GBJ運営委員会の似内氏が座長を務める21世紀金融行動原則からのご案内です。
下記サイトよりお申し込みください。【参加無料】
https://pfa21.jp/doc_prp/30928
【イントロダクション】(13:30~13:35)
・似内 志朗/(株)ヴォンエルフ(不動産WG共同座長機関)シニアアドバイザー
GBJ運営委員
【講演】サーキュラーエコノミー(13:35~14:45)
・中石 和良/(一社)サーキュラーエコノミー・ジャパン 代表理事
【パネルディスカッション】日本におけるサーキュラーエコノミー(14:45~15:25)
・佐々木 真二郎/環境省大臣官房環境計画課企画調査室長
・中石 和良/(同上)
・堀江 隆一/CSRデザイン環境投資顧問(株)(不動産WG共同座長機関)代表取締役
<モデレータ>
・似内 志朗/同上
【閉会挨拶】(15:25~15:30)
・纐纈 智宏/環境省 大臣官房環境経済課環境金融推進室 室長補佐
2015年SDGs(持続可能な開発目標)の合意にもあるように、気候変動問題をはじめとして、生物多様性、人権問題など様々な課題に対し、世界全体での行動変容が求められています。とりわけ2050年カーボンニュートラルに向け、あらゆる分野でESG配慮、SDGs達成に向けた取組が進展する中、不動産分野においても、消費エネルギー削減ばかりでなく、エネルギーのグリーン化、建設プロセスや素材の在り方などについて、企画・開発・建設・運営各フェーズでの根本的見直しが求められています。
こうした中、より包括的なアプローチの方法として、サーキュラーエコノミーに注目が集まっています。その本質は、単なる資源のリサイクルではなく、そもそも廃棄物が出ない社会・産業の仕組みを如何に構築するかという視点であり、極論すれば、資源採掘・廃棄という概念のない製品・サービスと、それを可能とする新たなビジネスモデルへの転換を目指すものです。欧州ではサーキュラーエコノミーに関する法制化が進み、ISO規格化作業も進んでいます。
21世紀金融行動原則(PFA21)環境不動産ワーキンググループ(不動産WG)の2021年度 第3回目となる本セミナーでは、『サーキュラー・エコノミー :企業がやるべきSDGs実践の書』(新書)を著した中石和良氏((一社)サーキュラーエコノミー・ジャパン 代表理事)をお迎えし、ご講演をいただきます。サーキュラーエコノミーの本質とは何か、世界の最新動向、そして不動産・建設分野への期待、金融分野(とりわけ地域金融機関の役割に関して)などにも触れていただく予定です。
また、その後のパネルディスカッションでは、(株)ヴォンエルフ(不動産WG共同座長機関)似内志朗氏のコーディネートで、講演者の中石和良氏、環境省大臣官房環境計画課企画調査室長の佐々木真二郎氏、CSRデザイン環境投資顧問(株)(不動産WG共同座長機関)堀江隆一氏で、日本におけるサーキュラーエコノミーの在り方について討議します。冒頭に佐々木真二郎氏より環境省が進められている地域循環共生圏についてのショートプレゼンテーションもございます。
サーキュラーエコノミーのキーパーソンによる、またとない講演・討議の機会です。不動産投資に関わる金融機関はもちろん、不動産業界、グリーンビルディングに関わる企業の皆様のご参加をお待ちしております。