多くの人は、バイオフィリアの概念を、美しい自然の景色、たくさんの観葉植物、または現実の世界を模したデザイン要素と結び付けています。しかし、これは緑地、特に共有の食材とコミュニティを提供する緑地にも当てはまる用語です。
芝生や花壇が食料生産に供された戦時下の短い間を除けば、私たちの公共の公園や庭園への植栽はしばしば観賞用です。しかし、エディブル(食べられる)・ランドスケープの概念が一般の人々の想像力を捉え始めたため、状況は変化しています。
それは私たちの都市を変革する力を持っている運動です。小さな歩道のハーブボックスから大規模な都市農業プロジェクトまで、住民のために食料を生産できる共有エリアを作成することで、それは私たちに自然と再び結びつき食料との関係を再構築し、地球を共同所有しているという強い感覚を生み出すような、全ての実用的な方法を提供することができます。
私の経験では、最も小さな庭でさえ世話をすることで、精神的、肉体的、食事の健康を高めることができます。パンデミックの間、植物に慰めがあり、新しい芽や花が咲くたびに喜びを感じます。植樹プロジェクトを友達や近所の人と共有できれば、この喜びは何倍にも拡大できると思います。
Rachel Hodgdon (President & CEO, IWBI)
IWBI 記事 原文(2021.3.22):
