IWBIは組織における多様性(diversity)、公平性(equity)、包括性(inclusion)とアクセシビリティ(accessibility)の改善に向け、企業文化や社員の健康を改善するための新しいレイティング「WELL Equity Rating(WER)」のスタートを発表しました。WERには、User Experience and Feedback (EE)、Responsible Hiring and Labor Practices (EH)、Inclusive Design (ED)、Health Benefits and Services (EB)、Supportive Programs and Spaces (ES)、Community Engagement (EC)という6つの分野にまたがる40以上のfeatureから成っています(これにInnovationが加わる)。この格付けは人びとの健康と福祉を増進し、DEI(多様性、平等性、包括性)とアクセシビリティを尊重し、疎外されてきた人々や十分なサービスを受けてこなかった人々の格差解消を目指し、組織改善の行動を促すものです。レイチェル・ホドンCEOは次のように述べます。「多くの組織がDEIに取り組んでいますが、実現するためのロードマップを持つ組織はほとんどありません。WELL Equity Ratingは、企業文化を改善・強化し、DEI目標を推進し、十分なサービスを受けていない人々の格差に対処するためのエビデンスに基づく戦略や行動によって、組織に力を与える革新的な提案なのです」。発表と同時に、様々なセクターを代表する30以上の組織がWER取得を目指すearly adoptersとして発表されています。
IWBI 記事 原文(2022.11.30):