ロングライフビルとLEED2018 -Built Environment のサステナビリティ向上をあらためて考える-

一般社団法人グリーンビルディングジャパン 理事

レンドリース・ジャパン株式会社 シニア・プロジェクト・マネジャー

大村 紋子

 

米国グリーンビルディング協会(United States Green Building Council:USGBC)が構築した建築物環境性能評価システムであるLEED(Leadership in Energy and Environmental Design)は3~5年に1回のペースで改訂される。3年の移行期間を経て2016 年10 月に旧バージョンのVersion3(V2009、以下V3)の申請登録が締め切られ、Version4(以下V4)での運用が本格化してきた。本稿では、BELCA NEWS 2015 年1 月号に掲載された前稿ⅰの内容を一部再掲しつつ、2016 年に発表されたarc、2017 年に発表された小規模の改訂(V4.1)など、この3年間の新しい動向を盛り込んで、改めてサステナブルなBuilt Environment の構築方法を考察する。

 

 

BELCA-2018-Omura
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