IWBIの最新サロン「Connecting on Purpose」で、IIDAは受賞歴のあるデザイナーや建築家、不動産のパイオニア、公衆衛生の専門家らと共催し、場所が日々人々に与える包括的な影響について探求した。
デザイナー、クライアント、エンドユーザーといった人々は、場所の持つ力、そしてそれが私たちの健康や幸福、つながりの強さ、将来の成功に与える影響について、かつてないほど敏感になっている。これは、デザイナーがかつてないチャンスのときに働いていることを意味する。ワークプレイスにはひとつの解決策も、ひとつの答えも、”フリーサイズ”も存在しない。この包括的な認識は、場所と人について考える際のリーダーシップにとって極めて重要である。
これからは、帰属意識を育むスペースを創造し、インクルージョンをデザインすることが大事だ。インクルージョンのデザインは地域性、信頼性、文化を組み込むことを可能にし、多様なアイデンティティや視点を持つ人々が真につながりを感じ、有意義な方法で貢献することを可能にする。データとリサーチによって、私たちが生活する場所やスペースにデザインが与える影響について、より詳細な洞察を得られる。質的なフィードバックを補うための明確で定量的な情報を探すにつれ、データは未来の環境を形成するための強力なツールとなっていくだろう。
IWBI記事原文(2023年9月18日):
https://resources.wellcertified.com/articles/return-to-people-the-enduring-power-of-place/