2016年10月20日(木)開催 <募集時セミナー案内はこちら>
日時: 2016年10月20日(木) 18:30~20:00
会場: アズビル株式会社 本社会議室
講師の音声付資料 目次
1.Greenbuild概要:イントロダクション・2016LAの様子
<株式会社パデコ 向野能里子氏>
GREEN BUILD とは?、参加者、出展者、参加国数、2016年2016年日本使節団参加メンバー、日程、開催市、開催州、開催場所、Brookfield 社について、Playa Vista について、行く意義、EVENTS、RECEPTIONS、先の日程に向けて・・、今日の概要
2. International Round Table:USGBCとの個別会議、Leadership Award 等
<GBJ共同代表理事、インテル株式会社 浦島 茂 氏>
International Roundtable meeting、Member Country Projects Counts、LEED Statistics To Date & Q3 LEED Technical Meeting 2016、Key Messages from Scot&Mahesh、Business Meeting、Arup event / Mitsui-Fudosan International Summit – arc、Leadership Awards Luncheon、GREENBUILD 2017
<GBJ運営委員 棚田 英之 氏>
International Conference & EXPO、WELL関連のSession、EXPO会場でのSession、The 1st WELL Certified Space Then and Now、発表資料の抜粋、Health Buildingの要素、最新の認証動向
4. LEED NDの最新動向:日本の新しい事例への反応、世界の動向
<株式会社日立コンサルティング 菊竹 奈津子 氏>
柏の葉イノベーションキャンパスとは、LEED-ND v4 Platinum – 85 Points、Greenbuild 2016: Iconic Green セッション概要、 Project Introduction、Simulated Workshop、LEED ND Framework
<GBJ共同代表理事、ヴォンエルフ 代表取締役 平松 宏城 氏>
第三者性能評価、GSAが連邦政府の施設での認証取得をマンデートに!、SITES 概要
1. Greenbuild概要:イントロダクション・2016LAの様子
株式会社パデコ 向野能里子氏
2. International Round Table:USGBCとの個別会議、Leadership Award 等
GBJ共同代表理事、インテル株式会社 浦島 茂 氏
3. WELLの最新動向:認証事例や会場の反応等
GBJ運営委員 棚田 英之 氏
4. LEED NDの最新動向:日本の新しい事例への反応、世界の動向
株式会社日立コンサルティング 菊竹 奈津子 氏
5. SITES 最前線
GBJ共同代表理事、ヴォンエルフ 代表取締役 平松 宏城 氏
6.Q&A
(1) LEEDv4とWELLは健康性に関して共通する評価項目がある。将来的に統合は考えられるか。
⇒ 両システムの認証機関はいずれもGBCIであるが、現時点で相互認証などの統合の情報は聞いていない。CASBEEとLEEDが将来的に連携する可能性が無いとはいえないと言われているように、LEEDv4とWELLも将来的にシナジー効果を意識した動きが出るかもしれない。
相互認証ではないが、LEEDv4とWELLで共通する評価項目(クレジット)単位で、一方の審査結果を他方に転用できるしくみが12月から始まる予定である。(これをCross Walkと呼ぶようである)
(2) WELLはまだ日本での認証がなく浸透していくのはこれからだと考えられるが、IWBI、GBCIはどう市場に働きかけていくのか。
⇒ 海外、国内ともにWELLに対する関心は確実に高まっている。日本ではGBJがGBCIとともに普及に向けた活動を開始している。GBJ内にWELL-WGがあり最新の情報を集めながら、ガイドブックの和訳版の作成、セミナー開催などに取り組んでいる。
(3) GBCIが認証機関となっている評価システムに「PEER」があるが、今どのような状況か。また「PEER」がLEED、WELLなどと統合する可能性はあるか。
⇒ 「PEER」は送配電のクオリティを評価するシステムである。アメリカは送配電網が脆弱であるため2年前にこのシステムができた。日本の状況には当てはまらず、すぐにシステムが展開されることもない。LEED、WELLなどと統合する動きもないと思う。 ちなみに、GBCIは「PEER」の他に「EDGE」も扱っている。これは発展途上国のグリーンビルディング評価システムであり、日本などOECD(経済協力開発機構)の加盟国は対象外である。
(4) 「SITES」と「PEER」は同じ団体が作ったものか。
⇒ 認証機関がGBCIであるのは同じだが、それぞれ異なる団体が作成している。SITESはLEED-NDを作成した人たちも含めてASLA(American Society of Landscape Architects)が作成したものである。
(5) LEED-NDではエリア内にLEED認証された建物があることが必須だが、LEED-NDの認証取得を目指している柏の葉ではどの種類のLEED認証を取得した(あるいは、する予定)なのか。
⇒ LEED-NDのv4での取り組みは、まだLEED Onlineのシステムに乗っておらず、個別のプロジェクトに関するData BaseがWEBに公開されていないため、詳細はわからない。LEED-ND v4では少なくても1棟必要なグリーンビル認証建物がNCだけではなくCS、EBOMでも可となったため、いずれかの認証取得を予定していると思われる。
(柏の葉のプロジェクトは、2016年10月時点で「計画」に対する認証を取得。)
以上