COVID-19の蔓延は、人間の健康、責任ある開発、そして我々の惑星の長期的な持続可能性の間の複雑で根源的な関係を強く想起させました。
人類の活動は長期にわたってエコシステムを毀損し妨げ、SARS、MERS、そして直近ではCOVID-19といった新しい疾病の登場に影響を与えてきました。急激な都市化は、特に清潔な水、清潔な空気、質の高いヘルスケアへのアクセスが欠如しているコミュニティーにおいて、そういった疾病の急速な感染を加速しています。一方で、COVID-19に関連したロックダウン対応によって炭素発生が世界的規模で減少しているという事は、人類の地球環境に対する影響も明確にしています。
我々はCOVID-19の脅威が全面的な懸念では無い世界に戻ることを熱望しています。しかしながら、現実には私たちはパンデミック前の暮らしに戻ることはできませんし、戻るべきでもありません。我々は目の前にある状況を最大限活用すべきです。サステイナビリティと人の健康を促進していく事の切っても切り離せない関係を大事にする機会を我々は得ています。ビジネスリーダー、建築家、デザイナー、そして彼らのサステイナビリティ・コンサルティングパートナーが、我々の社会を前に進めていくために果たす役目を擁護する機会を得ています。
IWBI 記事 原文(2022.2.2):
