2024年のLEED対象国・地域トップ10、既存建築物プロジェクトに活気

 

USGBCは、2024年のLEED対象国・地域トップ10を発表しました。この年次ランキングは、サステイナブルな建築物の設計、建設、運営において著しい進歩を遂げている米国外の国や地域に焦点を当てたものです。今回も中国本土がトップで、プロジェクト総数と認証面積の両方で首位となりました。

 

世界中でLEED認証は拡大し続けており、LEED for Operations and Maintenance(O+M)プロジェクト数は国際的に脚光を浴びています。世界各地のLEEDの代表的な実例を以下に紹介します。
– 2024年、中国本土で認証されたプロジェクトの半数近くがマクドナルドのプロジェクトでした。
– トルコのプロジェクト認証の3分の1以上が既存建築物です。
– ブラジルのPortobello Shopは、LEED v5 for O+Mベータ・プログラムの下で認証を受けた世界初のプロジェクトとなりました。
– メキシコの2つのプロジェクトもLEED v5 for O+M認証を取得。Torre Dianaは、LEED v5の認証を受けた世界初のオフィス・プロジェクトとなり、プラチナ認証を取得。 Tlanelpark IVは、世界初のLEED v5製造業プロジェクトとなりました。
– インドでは既存建築物プロジェクトが大きく伸び、LEED O+Mプロジェクト153件をしめています。

 

USGBC articles 原文(2025.2.6)

https://www.usgbc.org/articles/top-10-countries-and-regions-leed-2024-show-momentum-existing-building-projects

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